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車のワイパーがうるさい原因と解決法|放置すると危険な理由

2025年9月19日

雨の日にワイパーを作動させたとき、「ガガガッ」「キュッキュッ」という音がすると非常に不快です。本来、正常な状態のワイパーは静かにスムーズに動き、音はほとんど気にならないものです。

つまり音がうるさいのは「何らかの異常が発生しているサイン」なのです。
単なる雑音と軽視して放置すると、視界不良だけでなく、フロントガラスを傷つけたり重大事故につながる恐れがあります。

ワイパーがうるさい主な原因

ここでは「なぜワイパーがうるさくなるのか」を具体的に見ていきましょう。

ワイパーゴムの劣化

最も多い原因です。紫外線や気温変化にさらされたゴムは硬化し、柔軟性を失います。硬化したゴムはガラスに均等に当たらず摩擦音を発生させます。さらにひび割れや裂けがあると、ビビり音やガタガタ音が大きくなります。

ガラス面の油膜や汚れ

ガソリンや排気ガスの油分、花粉や黄砂がガラスに付着すると、ゴムが滑らかに動けず「キュッ」と鳴ることがあります。特に雨が降り始めたときに音が出やすいのはこのケースです。

ワイパーブレードの歪みや取付不良

ブレード自体が歪んでいる、あるいは交換時に正しく装着されていない場合も音の原因になります。ガラスに均等な圧力がかからず、部分的に振動して「ガガガッ」という音を発します。

アームやバネの劣化

ワイパーアームの押し付け力は内蔵バネに依存しています。バネが弱くなるとゴムが十分に接地せず、振動や音が出やすくなります。

乾いた状態での使用

雨が少ないときにワイパーを動かすと、摩擦が強すぎて高い音が鳴ります。ウォッシャー液を使わずに汚れを取ろうとすると発生しやすい症状です。

音の種類でわかる異常の傾向

ワイパーの音は種類によって原因を推測する手掛かりになります。

「キュッキュッ」と高い鳴き声のような音

ゴムが硬化している、または油膜や汚れが付着していることが多いです。柔らかさを失ったゴムがガラスに引っかかり、摩擦音を出しています。清掃や交換で改善できます。

「ガガガッ」と振動するような音

ブレードやアームの圧力が不均一になり、ガラス面で小刻みに跳ねている状態です。ブレードの歪みや取付不良、アームの劣化が疑われます。

「バタバタ」と叩くような音

特に高速道路で多い症状で、ワイパーが風圧に負けてガラスから浮いてしまっている状態です。通常のブレードよりもエアロワイパーに替えることで改善できることがあります。

こうした音の違いを意識して観察すると、交換が必要か、清掃で済むかを判断しやすくなります。

ワイパーがうるさいときの対処法

音が気になったときにすぐ交換するのも手ですが、実は清掃や調整で改善するケースも少なくありません。ここでは段階的に試すべき対処法を紹介します。

フロントガラスの徹底清掃

まずはガラスそのものをきれいにします。市販の油膜取りや専用クリーナーでガラス表面の油分や汚れを除去すると、摩擦音が大幅に減ることがあります。特に夜間のにじみが気になる場合は油膜が原因の可能性大です。

ワイパーゴムの清掃

濡れタオルや布に中性洗剤を含ませ、ゴム部分を優しく拭きます。ゴム表面のホコリや花粉、油分を落とすことで滑りが良くなり、音が軽減することがあります。

取付け確認と調整

交換直後に音がする場合は、ブレードが正しく固定されていない可能性があります。差し込みが甘いと不均一な接地となり音が出やすいので、「カチッ」と奥まで差し込まれているか確認しましょう。

ゴムやブレードの交換

清掃や調整でも改善しない場合は、ゴム自体の劣化が原因です。ゴムだけ交換するより、ブレードごと新品にするほうが安心です。

アームの点検・交換

長年使っても改善しないときは、アームの押し付け力が弱っていることがあります。自分では難しい部分なので、整備工場で点検してもらい、必要なら交換しましょう。

ワイパーの騒音を放置するリスク

「うるさいけど動いているからまだ大丈夫」と考えて放置するのは危険です。

音が出るということは摩擦や接地不良が起きているサインであり、その状態を続けると以下のようなリスクが高まります。

視界不良による事故リスク

劣化したワイパーは拭き残しが増え、雨の日の視界を著しく悪化させます。判断が遅れて事故につながる可能性があります。

フロントガラスの損傷

ゴムが裂けて金属部分が露出すると、走行中にガラスを直接こすり深い傷を残します。ガラス交換には数万円以上かかり、非常に高額です。

精神的ストレスの増加

運転中に「ガガガッ」という音が続くと集中力を削がれ、疲労感も増します。雨の日の運転が必要以上にストレスフルになり、結果として安全運転にも悪影響を及ぼします。

ワイパーの騒音は「単なる不快音」ではなく、「近い将来の不具合の予兆」なのです。

快適で静かなワイパーを保つために

ワイパーを常に快適に保つためには、日常の小さな習慣が重要です。

例えば、洗車のときにガラスだけでなくワイパーゴムも一緒に拭くだけで、汚れや油膜の蓄積を防げます。また、半年ごとに点検を行い、1年に一度は新品に交換することを習慣化すれば、「うるさい音」に悩まされることはほとんどなくなります。

梅雨や冬といった季節の節目に交換するのもおすすめです。さらに、高速道路をよく走る方は、風圧に強いエアロワイパーに交換すると、静かで安定した動作が期待できます。

まとめ

車のワイパーがうるさいのは、ゴムの劣化やガラスの汚れ、ブレードやアームの不具合などが原因です。音の種類を聞き分けることで原因を推測でき、清掃や調整で改善する場合もあります。

しかし放置すれば視界不良やガラス損傷、事故リスクにつながる恐れがあり、早めの対応が不可欠です。定期的な清掃と交換を習慣にし、常に静かで快適なワイパー環境を維持しましょう。

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