車検・整備

法定12ヶ月点検の費用はいくら?業者別の相場と安く抑えるコツ

2026年2月12日

「12ヶ月点検っていくらかかるの?」「ディーラーと整備工場、どっちが安い?」

法定12ヶ月点検を受けようと思ったとき、気になるのはやはり費用でしょう。業者によって料金設定がバラバラで、どこに頼めばいいか迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、12ヶ月点検の基本料金は5,000円〜20,000円程度です。ただし、部品交換や整備が必要になると追加費用が発生するため、総額で20,000円〜30,000円程度を見込んでおくと安心です。

この記事では、法定12ヶ月点検の費用相場を業者別に比較し、費用を安く抑えるコツまで詳しく解説します。

法定12ヶ月点検の費用相場【業者別】

12ヶ月点検を受けられる場所は複数あります。業者ごとに料金設定や特徴が異なるため、自分に合った選択をすることが大切です。

ディーラー:10,000円〜20,000円

その車種を専門に扱うディーラーでの点検費用は、10,000円〜20,000円程度が相場です。

メーカーの研修を受けた整備士が対応し、専用の診断機器を使って点検するため、技術面での信頼性は抜群です。純正部品を使用するため品質も安定しています。

ただし、他の業者と比べると費用は高めです。部品交換が必要になった場合も純正品を使うため、部品代が高くつく傾向があります。

ディーラーが向いているのは、新車や高年式の車に乗っている方、電子制御が多い車を所有している方、とにかく安心感を重視したい方です。

民間整備工場:8,000円〜15,000円

街の整備工場での点検費用は、8,000円〜15,000円程度が相場です。

ディーラーより費用を抑えながら、同等レベルの点検を受けられるのが魅力です。経験豊富な整備士が在籍している工場も多く、技術面でも十分信頼できます。

部品交換の際は、純正品だけでなくリビルト品(再生部品)や社外品も提案してくれるため、費用を抑えられることがあります。

ただし、整備工場によって技術力や設備に差があります。「認証工場」や「指定工場」の表示があるところを選ぶと安心です。

車検専門店:6,000円〜10,000円

コバックやホリデー車検などの車検専門店では、6,000円〜10,000円程度で12ヶ月点検を受けられます。

費用の安さとスピードが最大の魅力です。予約すれば1時間程度で終わることも多く、忙しい方にも利用しやすいでしょう。

ただし、低価格を実現するために点検内容を必要最小限に絞っている場合もあります。また、追加整備を勧められて結果的に高くなるケースもあるため、見積もり時に内容をしっかり確認しましょう。

カー用品店:6,000円〜15,000円

オートバックスやイエローハットなどのカー用品店でも、12ヶ月点検を受けられます。費用は6,000円〜15,000円程度です。

店舗数が多く予約が取りやすいこと、点検と同時にオイル交換などをセットで頼めることがメリットです。部品の在庫も豊富なので、交換が必要になってもスムーズに対応してもらえます。

ただし、整備士の技術力は店舗によって差があります。

ガソリンスタンド:5,000円〜12,000円

一部のガソリンスタンドでも12ヶ月点検に対応しています。費用は5,000円〜12,000円程度と、比較的安価です。

給油のついでに申し込める手軽さが魅力で、点検後に給油割引を受けられる店舗もあります。

ただし、すべてのガソリンスタンドで12ヶ月点検を受けられるわけではありません。また、部品交換が必要な場合は取り寄せになることがあり、時間がかかることもあります。

車種による費用の違い

同じ業者でも、車種によって費用が変わることがあります。

軽自動車の場合

軽自動車の12ヶ月点検費用は、5,000円〜12,000円程度が相場です。

車体が小さく点検にかかる作業時間が短いため、普通車より安く済むことが多いです。部品交換が必要になった場合も、軽自動車用の部品は普通車より安価なことが多いため、総額も抑えられます。

普通車(5ナンバー・3ナンバー)の場合

普通車の12ヶ月点検費用は、8,000円〜20,000円程度が相場です。

車体のサイズや排気量によっても費用が変わります。コンパクトカークラスなら1万円前後、ミニバンや大型セダンになると15,000円〜20,000円程度になることもあります。

輸入車・高級車の場合

輸入車や高級車の場合、ディーラーで20,000円〜30,000円以上かかることも珍しくありません。

専用の診断機器や特殊な工具が必要なこと、整備士にも専門知識が求められることが理由です。輸入車の場合は、正規ディーラーでの点検を推奨されることが多いです。

費用の内訳を理解しよう

12ヶ月点検の費用がどのように構成されているか、内訳を理解しておくと無駄な出費を避けられます。

点検基本料金

点検基本料金とは、26項目の法定点検を実施するための技術料です。これが前述した5,000円〜20,000円の部分に該当します。

点検基本料金には、各部品の状態確認、点検結果の説明、点検整備記録簿への記入などが含まれています。あくまで「点検して状態を確認する」までが基本料金の範囲です。

追加整備費用

点検の結果、整備や部品交換が必要と判断された場合に発生するのが追加整備費用です。

よくある追加整備の例と費用目安は以下のとおりです。

エンジンオイル交換:3,000円〜6,000円

オイルフィルター交換:1,000円〜2,000円

ブレーキフルード交換:4,000円〜8,000円

ワイパーゴム交換:1,000円〜3,000円

エアクリーナー交換:2,000円〜5,000円

バッテリー交換:10,000円〜30,000円

ブレーキパッド交換:10,000円〜25,000円

これらすべてを交換するわけではありませんが、車の状態によっては複数の整備が必要になることもあります。追加整備を含めると、総額で20,000円〜40,000円程度になるケースが多いです。

基本料金だけで済むケースもある

新車購入から1〜2年目で、走行距離も少ない車であれば、追加整備なしで点検基本料金だけで済むことも珍しくありません。

日頃からオイル交換などのメンテナンスをきちんと行っている車も、追加費用が少なくて済む傾向があります。

費用を安く抑える5つのコツ

できるだけ費用を抑えたい方のために、節約のポイントを紹介します。

複数の業者から見積もりを取る

同じ点検内容でも、業者によって数千円〜1万円以上の差が出ることがあります。時間に余裕があれば、2〜3社から見積もりを取って比較しましょう。

見積もりを比較するときは、「点検基本料金だけの金額か」「追加整備を含んだ金額か」を確認することが大切です。基本料金が安くても、追加整備で高くなることがあるためです。

メンテナンスパックを活用する

ディーラーやカー用品店では、点検とオイル交換などをセットにした「メンテナンスパック」を用意していることがあります。

単品で頼むより割安になることが多いので、複数の整備をまとめて受ける予定がある方は検討してみてください。新車購入時に加入できるパックもあります。

Web予約や早期予約の割引を使う

業者によっては、Web予約やアプリからの予約で割引を受けられることがあります。また、点検時期の1ヶ月前など早めに予約すると「早期予約割引」が適用されることも。

予約前に、使えるクーポンや割引がないかチェックしておきましょう。

不要な整備は断る

点検後に「この部品を交換したほうがいい」と勧められることがありますが、すべてが今すぐ必要とは限りません。

「交換しないと危険なレベルか」「次の点検まで持つか」を整備士に確認し、緊急性の低いものは後回しにすることで費用を抑えられます。

ただし、ブレーキパッドやタイヤなど安全に直結する部品は、ケチらずに交換することをおすすめします。

日頃のメンテナンスを欠かさない

オイル交換やタイヤの空気圧チェックなど、日頃から基本的なメンテナンスを行っていれば、12ヶ月点検時の追加整備を減らせます。

こまめなメンテナンスは、点検費用の節約だけでなく、車の寿命を延ばすことにもつながります。

12ヶ月点検で何をチェックするのか

費用を払う以上、どんな点検が行われるのか把握しておきましょう。法定12ヶ月点検では、26項目(自家用乗用車の場合)の点検が行われます。

エンジンルーム点検

・エンジンオイルの量と汚れ具合

・冷却水の量

・ブレーキフルードの量

・バッテリーの液量とターミナルの状態

・ファンベルトの緩みや損傷

・点火装置の状態(スパークプラグなど)

・排気ガスの状態

ボンネットを開けて、各種液体の量や汚れ、ベルト類の状態などを目視と計測でチェックします。

ブレーキ関係の点検

・ブレーキペダルの遊びと踏み込み具合

・パーキングブレーキの効き具合と引きしろ

・ブレーキパッド・ライニングの摩耗

・ブレーキディスクの摩耗

・ブレーキホースの漏れや損傷

ブレーキは安全に直結する重要な部分です。タイヤを外し、パッドの残量やディスクの状態を細かく確認します。

足回り・下回りの点検

・タイヤの状態(溝の深さ、ひび割れ、偏摩耗)

・ホイールナットやボルトの緩み

・マフラーの取り付け状態

・オイル漏れの有無

車をリフトで持ち上げ、普段は見えない下回りを点検します。オイル漏れや排気系の異常など、走行中に気づきにくいトラブルを発見できます。

その他の点検項目

・ハンドルの操作具合

・ヘッドライト、ブレーキランプなどの灯火類

・ワイパーの拭き取り状態

・ウインドウォッシャー液の噴射状態

これらの点検により、日常の運転では気づきにくい不具合を早期に発見できます。

業者選びのポイント

費用だけでなく、信頼できる業者を選ぶことも大切です。

「認証工場」「指定工場」を選ぶ

法定12ヶ月点検には、ブレーキの分解整備など専門的な作業が含まれます。こうした分解整備は、国から認証を受けた「認証工場」でなければ実施できません。

さらに厳しい基準をクリアした「指定工場」であれば、より高い技術力が期待できます。業者を選ぶ際は、認証工場・指定工場かどうかを確認しましょう。

見積もりの内訳を確認する

見積もりをもらったら、内訳をしっかり確認しましょう。

「点検基本料金」と「追加整備費用」が分かれているか、追加整備の内容は妥当か、よくわからない項目がないかをチェックします。

不明な点があれば遠慮なく質問し、納得してから依頼することが大切です。

アフターフォローの有無

点検後に何か問題が見つかった場合のアフターフォローがあるかも確認しておきましょう。

ディーラーや一部の整備工場では、点検後に発生した不具合について保証が付くことがあります。安心感を重視するなら、こうした保証の有無も判断材料になります。

よくある質問

Q. 12ヶ月点検はどのくらい時間がかかる?

事前に予約していれば、1〜2時間程度で終わることが多いです。追加整備が必要な場合や、部品の取り寄せが発生した場合は、半日〜1日かかることもあります。

Q. 点検に必要な持ち物は?

自動車検査証(車検証)と、あれば点検整備記録簿(メンテナンスノート)を持参しましょう。

Q. 予約なしでも受けられる?

予約なしでも受け付けてくれる業者はありますが、待ち時間が長くなったり、当日中に終わらなかったりすることがあります。できれば事前予約をおすすめします。

Q. 車検と12ヶ月点検は同時に受けられる?

12ヶ月点検は車検の1年後に受けるものなので、同時には受けられません。車検時に行うのは「24ヶ月点検」です。ただし、12ヶ月点検とオイル交換などをセットにすることは可能です。

Q. 自分で点検することはできる?

法律上、12ヶ月点検は自分で行うことも可能です。ただし、ブレーキの分解点検など専門的な知識と工具が必要な項目も含まれるため、一般の方にはハードルが高いでしょう。安全のためにも、プロに依頼することをおすすめします。

まとめ

法定12ヶ月点検の費用は、業者によって5,000円〜20,000円程度と幅があります。追加整備を含めると、総額で20,000円〜30,000円程度を見込んでおくと安心です。

費用を抑えたいなら車検専門店やカー用品店、安心感を重視するならディーラーや民間整備工場と、目的に応じて業者を選びましょう。複数の見積もりを比較し、不要な整備は断ることで、無駄な出費を避けられます。
12ヶ月点検は義務ではありますが、受けなくても罰則はありません。しかし、年に一度プロの目で車をチェックしてもらうことで、故障を未然に防ぎ、安全なカーライフを送ることができます。費用は「車の健康診断代」と考えて、定期的に受けることをおすすめします。

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