車検・整備

車の走行中にカラカラ音が!発生場所で見極めるセルフチェックと対処の緊急度

2026年3月4日

走行中に「カラカラ」という異音が聞こえると、「このまま運転しても大丈夫?」「すぐに停車すべき?」と判断に迷いますよね。実は、カラカラ音は発生場所によって緊急度が大きく異なり、自分で解消できる軽微なものから、即座に点検が必要な深刻なものまで様々です。

この記事では、カラカラ音の発生場所別にセルフチェックの方法と対処の緊急度を解説し、整備工場に相談する際のポイントも紹介します。

まず確認!カラカラ音が聞こえたときにすべきこと

カラカラ音に気づいたら、慌てずに以下の手順で状況を把握しましょう。

安全な場所に停車する

異音が気になったら、まずは安全な路肩や駐車場に車を停めます。走行中に音の原因を探ろうとすると、運転に集中できず危険です。

音の情報を記録する

整備士に正確に伝えるために、以下の点をメモしておくと診断がスムーズになります。

– どこから聞こえるか(前方・後方・左右・下から)

– いつ聞こえるか(常に・加速時・減速時・曲がるとき)

– どんな音か(カラカラ・カタカタ・カチカチなど)

– エンジン回転数や速度との関係

– エアコンやオーディオをOFFにしても聞こえるか

目視で確認できる範囲をチェック

エンジンを停止した状態で、タイヤ周辺や車体の下を覗いて異常がないか確認します。明らかな部品の脱落やオイル漏れがあれば、走行せずにロードサービスを呼びましょう。

タイヤ周辺からのカラカラ音:すぐ解消できるケースも

タイヤ付近からカラカラ音が聞こえる場合、自分で解決できる軽微な原因であることも少なくありません。

溝に挟まった小石

タイヤの溝に小石が挟まると、タイヤの回転に合わせて「カチカチ」「カツカツ」という規則的な音が鳴ります。低速で目立ち、速度が上がると聞こえにくくなるのが特徴です。

セルフチェック方法

タイヤの表面を一周ぐるりと確認し、溝に小石が挟まっていないか目視でチェックします。見つけたら、マイナスドライバーや車の鍵の先端で慎重に取り除きましょう。ただし、釘やネジなど鋭利な異物が深く刺さっている場合は、抜くとパンクする恐れがあるため、そのまま整備工場へ持ち込んでください。

緊急度:低

小石であれば走行に支障はありませんが、放置すると飛び石で他の車を傷つけたり、タイヤのゴムを傷めたりする可能性があります。見つけたら早めに除去しましょう。

ホイールナットの緩み

ホイールを固定しているナットが緩んでいると、走行中に「カタカタ」「ガタガタ」という不規則な音が発生します。振動を伴うことも多く、ハンドルにガタつきを感じることもあります。

セルフチェック方法

車載工具のレンチでホイールナットを軽く締める方向に回してみてください。緩んでいる場合は、適正なトルクで締め直します。

緊急度:高

ナットが緩んだ状態で走行を続けると、最悪の場合タイヤが脱落する重大事故につながります。異常を感じたら必ず確認し、締め直しても改善しない場合はすぐに整備工場で点検を受けてください。

ホイールカバーのガタつき

純正または社外のホイールカバー(ホイールキャップ)を装着している場合、取り付けが甘いとカラカラ音の原因になることがあります。

セルフチェック方法

ホイールカバーを手で軽く揺すってみて、ガタつきがないか確認します。緩んでいれば押し込んで固定し直すか、クリップ部分が破損していれば交換を検討しましょう。

緊急度:低

走行性能に直接影響はありませんが、走行中にカバーが外れて後続車に当たる可能性があります。気づいたら早めに対処してください。

エンジンルームからのカラカラ音:状況を見極める

エンジンルームから聞こえるカラカラ音は、原因によって緊急度が大きく異なります。

オイル不足・劣化が原因の場合

エンジンオイルが不足したり劣化したりすると、エンジン内部の潤滑が不十分になり、金属同士が接触して「カラカラ」「ガラガラ」という重たい音が発生します。

セルフチェック方法

エンジンを停止し、5分ほど待ってからオイルレベルゲージを抜いて確認します。ゲージの先端についたオイルがL(下限)とH(上限)の間にあるか、また色が黒すぎないかをチェックしてください。不足していれば補充し、汚れがひどければ交換時期です。

緊急度:中〜高

オイル切れの状態で走行を続けると、エンジンが焼き付いて取り返しのつかないダメージを受けます。オイルが極端に減っている場合は、補充してから走行するか、ロードサービスを利用してください。

ベルト・プーリーの不具合

エンジンの補機類(オルタネーター、エアコンコンプレッサーなど)を駆動するベルトが劣化したり、プーリー(滑車)のベアリングが摩耗したりすると、「カラカラ」「キュルキュル」という音が発生することがあります。

セルフチェック方法

ボンネットを開けてエンジンをかけ、音の発生源を特定します。ただし、回転部品には絶対に触れないでください。ベルトにひび割れや摩耗が見られる場合は交換が必要です。

緊急度:中

ベルトが切れると、オルタネーターの場合は充電不能でバッテリー上がり、パワステの場合はハンドルが急に重くなるなど、走行に支障をきたします。異音に気づいたら早めに点検を受けましょう。

車体下部からのカラカラ音:排気系統をチェック

足元や車体の下から聞こえるカラカラ音は、排気系統(マフラー周辺)の問題であることが多いです。

遮熱板の振動

マフラーや触媒の周囲には、熱から車体を守る遮熱板が取り付けられています。この遮熱板を固定しているボルトが緩んだり、板自体が変形したりすると、走行中の振動で「ザワザワ」「カラカラ」という音が発生します。

セルフチェック方法

車体の下を覗き込み、遮熱板がぶら下がっていないか、明らかに変形していないかを確認します。手で軽く触れてガタつきがあれば、遮熱板の問題である可能性が高いです。

緊急度:低〜中

遮熱板の問題であれば、固定し直すだけで解決できることも多く、修理費用も比較的安価です。ただし、脱落して路上に落とすと他の車に迷惑がかかるため、早めに対処しましょう。

マフラーハンガーの劣化

マフラーを吊り下げているゴム製のマフラーハンガーが劣化すると、振動を吸収できなくなり、マフラーが揺れて周辺部品と接触して音が出ることがあります。

セルフチェック方法

車体の下を覗き、マフラーを吊っているゴム部品にひび割れや断裂がないか確認します。

緊急度:中

放置するとマフラーが脱落する可能性があります。ゴム部品なので経年劣化は避けられませんが、交換費用は数千円程度と安価です。

緊急度早見表:今すぐ停車すべきケース

以下のような症状がある場合は、走行を続けずに安全な場所に停車し、ロードサービスや整備工場に連絡してください。

即座に停車が必要なケース

– カラカラ音と同時に警告灯(油圧警告灯、水温警告灯など)が点灯している

– 金属がぶつかり合うような甲高い音(カンカン、キンキン)が聞こえる

– 音と同時にハンドルが重くなった、または効かなくなった

– 煙や焦げ臭いにおいがする

– 明らかにオイルや冷却水が漏れている

走行は可能だが早めの点検が必要なケース

– 音が徐々に大きくなっている

– 特定の操作(加速、ブレーキ、ハンドル操作)で必ず音がする

– 音と同時に振動を感じる

様子を見ても問題ないケース

– タイヤの小石を取り除いたら音が消えた

– 雨天時のみ一時的に音がする(湿気によるブレーキの鳴き)

– エアコンをONにしたときだけ聞こえる軽微な作動音

整備工場への相談:伝えるべき5つの情報

カラカラ音の原因を正確に特定してもらうために、整備士に以下の情報を伝えましょう。

1. いつから音がするか:「3日前から」「先週の給油後から」など

2. どんな状況で音がするか:「加速時」「曲がるとき」「常に」など

3. どこから聞こえるか:「運転席側の前方」「後ろのタイヤ付近」など

4. どんな音か:「カラカラ」「カタカタ」「カチカチ」など、できるだけ具体的に

5. 最近の変化:「オイル交換した」「タイヤを替えた」「縁石に乗り上げた」など

可能であれば、スマートフォンで音を録音しておくと、整備士が症状を把握しやすくなります。

勘違いしやすい「正常な音」

カラカラ音の中には、故障ではなく車の正常な動作音であるケースもあります。

エンジン始動直後の音

エンジンをかけた直後は、オイルが十分に循環するまで一時的に「カタカタ」という音がすることがあります。数秒〜数十秒で消えれば問題ありません。

ディーゼル車特有の音

ディーゼルエンジンは構造上、ガソリン車よりも「カラカラ」という燃焼音が大きくなります。購入時から同じ音であれば正常です。

アイドリングストップ復帰時

アイドリングストップ機能搭載車は、エンジン再始動時に「カチッ」という音がしますが、これはスターターの正常な作動音です。

路面や気温による変化

荒れた路面や寒い朝は、足回りから普段と異なる音が聞こえることがあります。しばらく走行して音が消えれば、一時的なものと考えられます。

まとめ

走行中のカラカラ音は、発生場所と症状によって緊急度が大きく異なります。

タイヤ周辺から規則的な音が聞こえる場合は、小石の挟まりやホイールカバーのガタつきなど、自分で対処できる軽微な原因が多いです。一方、不規則な音やガタつきを伴う場合はホイールナットの緩みが疑われ、早急な確認が必要です。

エンジンルームからの異音は、まずオイルレベルゲージで油量を確認してください。オイル不足であれば補充で改善する可能性があります。ベルトのひび割れや緩みも目視で確認できますが、異常があれば整備工場での点検をおすすめします。

車体下部からの音は、遮熱板やマフラーハンガーの緩みが原因であれば比較的安価に修理できます。ただし、触媒の損傷など深刻なケースもあるため、自己判断は禁物です。

迷ったら整備工場へ

カラカラ音の原因を自分で特定するのは難しいケースも多いです。「おかしいな」と感じたら、無理に判断せず、早めに整備工場で点検を受けることをおすすめします。音の発生状況を整備士に正確に伝えることで、原因の特定がスムーズになり、結果として修理費用を抑えることにもつながります。

この記事を書いた人

CONTACT US

お問い合わせ

お客様にとって最適な1台との出会いを、スタッフ一同全力でサポートいたします
どうぞお気軽にお問い合わせ・ご来店ください

お電話でのお問い合わせ

本社(山口県山口市阿知須)

0836-65-2345

Webフォームからのお問い合わせ

24時間いつでもお問い合わせいただけます。
お車に関するご質問やご相談など、お気軽にどうぞ。

お問い合わせフォームへ

中古車情報サイトでもお車をお探しいただけます

カーセンサーとグーネットでも当社の在庫車両をご覧いただけます。
ぜひチェックしてみてください。

LINE

公式LINEで
最新情報をGET!

お得なキャンペーン情報や、新着車両情報をいち早くお届け!
査定依頼やお問い合わせもLINEから簡単に行えます。

お得なキャンペーン情報
新着車両入庫情報
メンテナンス情報
採用情報の背景画像

RECRUIT

一緒に働きませんか?

弊社では新たなステージに進む仲間を募集しています!
車好きの方はもちろん、やりがいのある仕事を求めている方、一度お話ししてみませんか??